塚原稲荷のあばれ神輿















十月十日
讃岐の東に長尾という町があります。
その片田舎の塚原稲荷に江戸時代から続いている
一風変わった面白いお祭があるというので
出かけてみました。




























何時もは静かな田舎のお稲荷さんでは
















今日はあばれ神輿のお祭の日なのです。





やがて

狭い境内では鉦や太鼓が鳴り響き

獅子舞が始まりました






















天狗の面をつけ派手な衣装の

若者が獅子を囃し立てます。








面白い獅子舞にしばらく見惚れてしまいました。





















お社の一角には


















わらや竹で作られた神輿が



















江戸の昔
神聖な神輿は村の若者には担ぐことが出来ませんでした。
何とか担がせてやりたい村人達はわらや竹でこしらえた
粗末な神輿を与えました。
若者達は野良着を使って衣装にし顔には思い思いの
化粧をして神輿を担いで村中を駆け回りました。
神輿を担ぐ様子は若い勢いがまるであばれ廻っているようで
あばれ神輿と呼ばれるようになりました。
























いよいよ若者の登場です






























境内を神輿を担いで

そして村を走り回ります。






























やがて
若者達は豊作をもたらしてくれた溜池に来ると
祭の歓びに酔うようにして次々と溜池に仲間達を
歓声をあげながら投げ込んでゆくのでした。




























小さな田舎のお稲荷さんで

初めて見たあばれ神輿。

同じ讃岐に住んでいながら

こんなお祭があるとは

知らなかった。

驚きと興奮は余韻となって

いつまでも残っている。